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【必見!】仕事用メアドに来るスパムメールの撃退方法!!

2023.02.25

【必見!】仕事用メアドに来るスパムメールの撃退方法!!

仕事用で使っているメールアドレスに毎日のように大量のスパムメールが届いて困っていませんか?

基本的には無視するのが一番なのですが、最近はあまりにも大量に送られてくるので、スパムメールをそのまま放置していると、大事なメールを見落としかねない状況に陥ってしまいます。

でもスパムメールってどんどん巧妙になっているし、どうやって撃退したら良いか分からないですよね?

私も最近、手動でスパムメールを削除しようとして、受信トレイの中のメールを全部ゴミ箱に入れてしまった事があり、元に戻すのに一苦労したことがありました。

そこで今回は、スパムメールの見分け方から、撃退方法までをいくつかご紹介していこうと思います。

そもそもスパムメールとは?

スパムメールは、迷惑メールとも呼ばれていますが、厳密には迷惑であっても有用であっても受信者の意向を無視して大量に送られるメッセージ全般を指します。

最近は、メールだけでなくSNSのDM(ダイレクトメッセージ)やフォローについても意図せず送ってくるのが流行っていますね。

スパムメールを送ってくる目的

多くの場合は、宣伝目的で頻繁に送信される広告メールです。

しかし厄介なのは、既存のサービスに偽装して機械的に送ってくるメールです。

よく見るものとしては、「ヤマト運輸」「楽天市場」「Amazon」などのサービスに偽装して、アカウント停止や荷物が届けられないなど、焦らせるような言い回しで送られてきます。

こういう偽装されたメールは安易にリンクをクリックしてしまうと、偽装されたページに案内されて、そこで名前や連絡先、カード情報などを入力してしまうと、それらの個人情報が悪用されてしまいます。

また、むやみに返信してしまうと、受け取ったメールアドレスが実在する(有効な)アドレスと認識されるため、メールアドレスが悪用される可能性もあります。

いずれにしても手動で送ってくるのではなく、プログラミングで機械的に送信されるので、返信メールを送っても何も返ってこなかったり、さらに個人情報を引き出そうとしてくるので、絶対に返信してはいけません!

スパムメールかどうかを見分ける方法

スパムメールは手を変え品を変え、様々な形で襲いかかってきます。

一見すると有名企業からのメールのように見えますが、よく見ると怪しいところがいくつかあります。

ここでは、スパムメールを見分ける方法について紹介していきます。

聞き覚えのない名前のサービスからのメール

明らかに聞いたこと無いような名前のサービスからのメールは、相手にしてはいけません。

「スーパーコピー代引き…」というような件名のメールは100%スパムです。

問答無用で受信トレイから削除してください。

利用したことの無いサービスからのメール

例えば、あなたがAmazonプライムに登録していないのに、「Amazonプライムのアカウントが異常検出しました。すぐに以下のリンクから手続きを行なってください。」というメールが来たら、どうしますか?

確実に登録していないことが明白であれば、これは明らかなスパムメールです。

登録しているか思い出せないような場合でも、安易にリンクをクリックしないようにしてください。

利用したことのあるサービスからの不審なメール

楽天市場やAmazonプライム、ヤマト運輸などを利用したことがある場合、もしや?と思ってしまうかもしれません。

偽装メールは、正規のメールそっくりになっているので、一見すると見分けがつきづらいものになっています。

見分けるポイントがいくつかあります。

  • 差出人のメールアドレスが「〜.ru」「〜.ch」のように海外のドメインになっている
  • 差出人のメールアドレスが「qfyvrky@〜」のようなランダムなものになっている
  • メール本文の内容が、日本語として不自然なものになっている
  • 本文の中に記載されているリンクのURLが該当サービスのドメインではない(例:アマゾンの場合であれば、amazon.co.jpではない等)

まずは慌てずにこれらのポイントを確認してみましょう!

該当するようならそれは間違いなくスパムメールです。

差出人のメールアドレスで判断がつかないメール

上記の見分け方のポイントでも判断がつかないメールもあります。

その場合も注意して確認すると見分けることできる場合があります。

ここでは、Amazonからのメールを例に見分けるポイントを紹介します。

  • 本文に記載されているリンクURLにマウスポインタを乗せてみると本当のリンク先が分かる(絶対クリックはダメです!)
  • 本文に「◯◯ ◯◯様」と登録した氏名が書かれているかどうか?(本物は書かれている)
  • 本物メールでも氏名が書かれていない場合があるので、氏名の書かれた本物メールと見比べる
  • 荷物が届いていないというメールが来たら、アプリや公式サイトからログインして確認する(メール本文からは絶対飛ばない!

とにかく、メール本文に記載されているリンクは絶対に踏まないようにしましょう!!

スパムメールを受け取らない方法

スパムメールを受け取らない方法は2つです。

1つ目は、【サーバー側の設定でスパムメールを受け取らないようにする】ことです。

利用しているサーバーごとに設定の仕方が違いますが、セキュリティ設定が必ずあるので確認してみてください。

セキュリティレベルを上げるとより確実にブロックできますが、上げ過ぎると通常のメールまでブロックしてしまう可能性があるので注意しましょう。

サーバー側で設定する方法は、他にも「ブラックリスト」「ホワイトリスト」というものがあります。

ブラックリストに登録したアドレスからのメールは受け取らないという設定です。

逆にホワイトリストは登録したアドレスからのメールしか受け取らないという設定です。

2つ目は、【メールソフト側で迷惑フォルダに振り分けるという方法】です。

使っているメールソフトごとに設定方法が違うので、ヘルプやオンラインマニュアル等で確認してください。

受信トレイに届いたメールの差出人や件名、メールアドレスを条件にしてゴミ箱に移動させたり、迷惑フォルダに振り分けたりします。

どれだけ対策してもスパムメールは来てしまう

上記の対策をしてもそれをかいくぐってスパムメールは届いてしまいます。

これはイタチごっこなので、来るものとして身構えておくしかありません。

かといって、そのままにしておくと最初にお話しした通り、仕事の大事なメールが埋もれてしまい、支障が出てしまう可能性があります。

可能な限りスパムメールが来ないように対策しておきましょう!!

もし、スパムメール本文のリンクをクリックしてしまったら

どれだけ注意していても、一瞬気を抜いてしまった時にリンクをクリックしてしまったということがあるかもしれません。

フィッシングという手法の場合は、リンク先のページが表示されても個人情報を入力しない限り大きな被害は被らない可能性が高いです。

フィッシングサイトかどうかは一見判断つかないので、全く被害が無いとは言いきれませんが、現在最も多いスパムメールの手法となっているので、まずはフィッシングに対して警戒しておく必要があります。

とにかく、クレジットカード情報やログインID・パスワードは絶対に入力しないでください

どうしても不安な場合は、危険なページへのアクセスをブロックしてくれるセキュリティソフトをインストールしておきましょう。

オススメのセキュリティソフトをいくつか紹介しておきます。


ひとつ目は、【ウイルスバスタークラウド】 です。

トレンドマイクロ社が提供するセキュリティソフトになります。

いくつかウイルスバスター製品ラインナップ が用意されているので用途に合ったものを選びましょう。


次に紹介するのは定番のセキュリティソフト ノートン 360 です。

東芝やシャープ、NECなどのメーカーPCを購入すると始めからインストールされていることもあるセキュリティソフトの定番です。


最後に紹介するのは、キングソフト社のキングソフト インターネットセキュリティ です。

こちらのソフトは無料で提供されています。

上記2つのソフトは有料ですが、とりあえず試してみたい方は、こちらの無料セキュリティソフトから始めてみるのもアリだと思います。

まとめ

今回は、スパムメールの見分け方、撃退方法について紹介しました。

まとめると以下のとおりとなります。

  • スパムメールは、受信者の意向を無視して大量に送られるメール全般
  • 一般的な広告メールも受信者が意図しなければスパム扱い
  • 偽装してくるフィッシングが最も多い手法
  • 不用意にクリックすると、個人情報が奪われる
  • 見覚えの無いサービスは完全に無視すること
  • 見覚えのあるサービスでも差出人や本文のアドレスなどに注意する
  • スパムメールを受け取らない対策をとっておく
  • セキュリティソフトを入れておく
  • どれだけ対策しても100%防ぐことはできない

とにかくスパムメールが来たら、リンクURLをクリックしたり、不用意に返信したりしないようにしましょう!!