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話題のChat GPTを使って「HTMLの歴史」について質問した結果

2023.02.18

話題のChat GPTを使って「HTMLの歴史」について質問した結果

最近、何かと話題に上っているのでご存じの方も多いと思いますが、「Chat GPT」という海外のサービスをご存じでしょうか?

このサービスは、AI(人工知能)を使って質問された内容に答えるというものですが、これまでのAIとは比べものにならないような精度で回答を導き出してくれます。

もちろん、まだまだ正確ではない情報が出力されることもありますが、かなりの確度で回答してくれます。

「OpenAI」という非営利法人の研究所がリリースしたサービスで、Microsoft社が出資しているため将来的にはOfficeに組み込まれる可能性があるようです。

Microsoft社が出資しているだけあって、Excelの関数やマクロについても条件を提示することで自動的にソースコードをサンプルとして生成してくれます。

今回は、その「Chat GPT」を使って「HTMLの歴史について」紹介してみたいと思います。

【Chat GPTの公式ページ】
https://openai.com/blog/chatgpt/

1回目の回答

質問の内容は、「HTMLの歴史について説明してください」という形で投げかけてみました。

アメリカで開発されたサービスですが日本語にも対応しているようで、WEBサイトは英語で表示されていますが、質問を日本語で投げると比較的自然な日本語で回答してくれます。

以下、Chat GPTの回答です。

HTML(HyperText Markup Language)は、Webページの作成に使用されるマークアップ言語であり、1990年代初頭に開発されました。

最初のHTMLバージョンは、1991年にティム・バーナーズ=リーによって発明されました。当初は、彼が開発したCERNの研究者用の情報共有システムであるWorld Wide Web(WWW)のために作成されたタグ言語でした。

その後、1993年にHTMLバージョン2.0が開発され、新しいタグが追加され、機能が拡張されました。

1995年には、HTMLバージョン3.0が発表され、初めてWebページのレイアウトやスタイルを調整するためのタグが導入されました。また、このバージョンから、WebブラウザーごとにHTMLの仕様が異なる問題が生じたため、W3C(World Wide Web Consortium)がHTMLの標準化に取り組むことになりました。

1999年に発表されたHTML 4.01は、現在でも広く使用されているバージョンの1つです。このバージョンでは、Webページのコンテンツをより正確に記述するための新しいタグや属性が導入されました。

その後、Webページのレイアウトやデザインをより直感的に設定できるように、CSS(Cascading Style Sheets)が開発され、HTMLと一緒に使用されるようになりました。

最新のHTMLバージョンは、HTML5です。これは、2014年に正式にリリースされました。HTML5では、より多くの新しい機能が追加され、より優れたマルチメディア体験が可能になりました。また、Webアプリケーションの開発にも適しているため、今日では広く使用されています。

Chat GPT

2回目の回答

実は1回目の回答の前にも試したのですが、サイト自体に日本語翻訳をかけてしまったため、ツールが正常に動作しなかったようで、正味3回同じ質問を投げています。

同じ質問をしても毎回内容が変わるのも面白いですね。

以下、2回の回答になります。

HTML(HyperText Markup Language)は、Webページを作成するために使用される標準的なマークアップ言語であり、Webの発展において重要な役割を果たしています。

HTMLは、1980年代にティム・バーナーズ=リーによって開発され、1991年に最初のHTML仕様が公開されました。当初は、テキストベースの文書を作成するためのマークアップ言語でした。

その後、World Wide Web Consortium(W3C)によって標準化され、バージョン1.0が1995年にリリースされました。その後、HTML 2.0、HTML 3.2、HTML 4.01がリリースされました。

HTML 4.01は、1999年にリリースされた最後のHTMLバージョンであり、このバージョンまでのHTMLは、Webの初期の時代に広く使用されました。

その後、W3Cは、Webの新しい機能をサポートするために、HTML 4.01を拡張することを決定し、2004年にXHTML 1.0がリリースされました。XHTMLは、XMLベースのHTMLであり、Webの新しい機能をサポートするために設計されましたが、広く採用されることはありませんでした。

その後、W3Cは、HTML 5を開発し、2014年に正式リリースされました。HTML 5は、Webの新しい機能をサポートするために設計され、動画や音声などのマルチメディア要素、オフラインアプリケーション、地理情報、セマンティックWebなどの機能を提供しています。HTML 5は、現在広く使用されており、Webの発展に重要な役割を果たしています。

Chat GPT

まとめ

1回目の内容を見ると、ちょっと情報古いかな?っていう感じがします。

HTML4.01は現在ではほとんど使われていませんし、最新バージョンはHTML Living Standardと呼ばれています。

2回目ではXHTMLについても言及していますね。

いずれにしても概ね正しい情報が提供されているように見受けられます。

これからもっと精度が上がっていくと思うので、ちょっと怖くもありますが楽しみなサービスですね。

色々試して使い込んでみたいと思います。

【Chat GPTの公式ページ】
https://openai.com/blog/chatgpt/